前田和昭の雑日記 |
2005年11月の日記11月30日(水) オープンソース・ソフトウェアを販売する自動販売機があるそうです. 下にそのボックスの写真を添付します.これは,OSS(オープンソース・ソフトウェア)のCDを焼いてくれるマシンなんだそうです.場所は南アフリカの学校,図書館など,30カ所で,本当に稼働しているようです.自動販売機と書いてしまいましたが,よくよく記事を読んでみると,CD-R を自分で持ってきて,そのCD-Rに無料でOSSを焼いてくれるそうです.たしかに,インターネット普及率が低い国では,インターネットでダウンロードするよりも,CD-Rに焼いてくれた方がいいですもんね.インターネットでダウンロードできる場合でも,その容量が数百MB〜数GBとなってくるとかなり辛いので,CD-RやDVD-Rに焼いてくれると便利です.日本の学校にも導入すると面白いと思いますが,どなたか一緒にプロジェクトを立ち上げませんか? http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0511/25/news060.html より抜粋
名古屋駅にある札幌ラーメン「ほとくと亭」. 11月29日(火) 政府の電子申請の平均利用率は1%未満で普及がうまくいっていないようです. 「全15省庁が保有する汎用電子申請システムのうち,利用率を回答した9省庁の単純平均は0.9%」なんだそうです.また,「最も利用率が低かったのは,法務省の0.0005%で,電子申請件数は年間2000件.農林水産省(利用率は0.002%),文部科学省(同0.04%),外務省(同不明)においては,電子申請件数は1ケタ台」なんだそうです.e-Japan戦略として何億円か知りませんが,それなりの費用をかけて作っておいて,この数字はひどすぎますよね.是非使ってください,と言われても従来通り紙での申請とのはっきりした差別化がなければ,誰も電子申請を使いません.そもそもが,はっきりとしたニーズがあった上でプロジェクトが進んだのでしょうか?本当に使ってもらいたい,または,使わせるための相違工夫があったのでしょうか?電子化しただけでは,当然誰も使いませんから,電子か申請を使うことで,利用者側に何らかのメリットがあって当然なわけです.さて,どうなっていて,今後どうなることやら.税金の無駄遣いと言われないように,しっかりとやって欲しいものです.
出張で宿泊したのは,ホテルJALシティ四谷. 11月28日(月) なんと,オープンソースマガジンというのが発刊されたのだそうです. よくよく眺めてみると,「UNIXUSERからオープンソースマガジンに誌名変更しました!」ということのようです.もう,UNIXの時代じゃないだろう,ということと,OSに限定することなく,オープンソースなソフトウェア全てを網羅しようということなのでしょう.もともとUNIXUSERでは,UNIXというOSをはずれてミドルウェアやアプリケーションまでも記事の対象としていたので,自然な流れと言えないこともありません.もう一つレベルを上げて,オープンシステムとしたほうがネーミングがすっきりすると思うのは私だけでしょうか.オープンソースマガジンというからには,オープンソースの定義に反するけれども,ソースコードをオープンにしているソフトウェアは対象外なのでしょうね.本当かな.
先週土曜日の研究発表大会での写真が公開されていたので, 11月26日(土) 情報システム学会で研究発表してきました. 東京国際大学の早稲田サテライトキャンパスで開催されました.朝一番の10時から始まるセッションが出番だったので,遅れちゃいけないとタクシーに乗って向かったところ,運転手さん,近所の早稲田大学と学習院女子大学は知っているのですが,東京国際大学のビルは全く知りません.住所を頼りにがんばって探そうとしたのですが,結局分からずじまいで途中で降りて徒歩で探すことになりました.住所を頼りにしてなんとか探し当てて建物に入ったのが10時丁度.受付の列に並んで受付を済ませ,発表会場に入ったのが10時10分頃で遅刻となってしまいました.徒歩で探していた別の参加者の方は,近所の方に尋ねても知らないとの答えが返ってきたそうです.一つのビルだけのサテライトキャンパスですから,いたしかたないのでしょう.しかし,遅刻してしまったのは私の失敗です.座長と関係者の方,ごめんなさい.発表が終わってから,他の研究発表や講演やパネル討論を聞きましたが,現場に基づいての話が多くてなかなか面白いです.学術研究とは違った面白さとアットホーム的な雰囲気があって,また参加してみたくなりました.大会運営の皆様,ご苦労様でした.今年の大会は大学時代の恩師からの誘いがあったので参加するのが義務でした.来年の大会は専修大学での開催だそうで,これもまた知り合いの先生が運営委員長をやることになり,参加するのが義務となりそうです.
この人の話は聞き逃せません.日本IBM会長の北城さん. 11月23日(水) 無料で使えるソフトウェアには,いろいろなものがありますが,この一品はなかなかです.それは, finale NotePad. Finale で作ったファイルを自由に開くためにあるのでしょうが,簡単な編集と再生ができます.趣味の範疇で音楽を譜面にしておきたいときは,重宝しそうです.ちなみに,下の音符は,全くのデタラメに入力したモノです.私の音楽センスはデタラメよりも少しは良いでしょうが,まあ,あくまでも趣味ですから,それなりのレベルです.そもそも,最近は趣味の時間が全くないので,音楽用のソフトウェアだけがあっても,無駄かもしれませんけど. 11月22日(火) 東芝が,400GB HDD 搭載のHDDレコーダの販売を始めたそうです. この HDD レコーダ RD-H2 が 直販価格 41,990 円なんだそうです.以前の機種は, 250GB 搭載でこれが 27,800 円に値下げ.この価格は, HDD の低価格化をそのまま反映しています. IO データの直販サイトを眺めていたら,内蔵用で7,200rpmの 250GB HDD (12月上旬出荷予定)が 12,800 円 となっていました.2.5inch HDD も 120GB が少しずつ出回ってきているようです.400GB HDD なんて言っていても,まだまだ最大容量は大きくなっていくと思います.こうなってくると,HDD と Memory ともに,容量は使いたい放題と考えてよい時代が到来しつつあると考えて良いのでしょう.その環境下で,ソフトウェアとして何ができるかが重要となってくるので,ソフトウェアを専門とする身としては,何かヒット作を生み出さなければならないです.さて,どうしようか.
この前,近くのアピタの花月「嵐」で,ニンニクげんこつラーメンBlack 11月20日(日) 金曜日の夜までに,とりあえずの仕事は終えたのですが,金曜日締め切りのはずの仕事がまだ完全には終わらないまま週末になってしまい,一部来週へ持ち越しとなりました.で,その週末はというと,推薦入学のための面接担当で,土曜と日曜両日とも休む暇がありません.仕事はまだ残ったまま,休日はなし,次の週は学会発表の準備が控えているという八方ふさがり状態です.さて,いったい私はどうなってしまうのでしょうか. さて,Nokia から発表されていた N92 ですが,デジタルテレビを見ることができます. 写真は上記 URL からの抜粋です.横長の画面が欲しいので,下の写真のような開き方にしたのでしょう.日本にはこのような携帯電話がないので,ちょっと新鮮な感じがします.写真の右側は,Samsung の携帯電話で似たのがあったの抜粋しておいたのですが,何だったのか全く忘れてしまいました.作業をする画面を作るには横長の画面が適しているわけで,どこが作っても見た目は同じようになるのでしょう. 11月16日(水) 忙しすぎて,全く首がまわりません.眠る時間もどんどん短くなってきています.これだけがんばっても,たいした成果が出てきていないのですが,もっとうまいやり方を考えた方が良さそうですね.この大ピンチの状況とは反対に,Magic Drawでは日本語が表示できるようになりました.なんと,「オプションメニュー」の「ルック&フィール」の設定を Windows 以外の Metal などに変更するんだそうです.日本語が化けてしまっていて全く読めませんから,場所を書いておくと,「オプションメニュー」はメニュー群の左から6番目,「ルック&フィール」は上から4番目にあります.この解決方法は, MagicDraw のユーザサポート担当の方にメールで教えていただきました.デモ版というのにご親切にありがとうございました.でも, Windows で使うには, Windows でない設定で使ってください,というふうに聞こえる今回の一件は,何だか変な話ですが,日本以外の国で開発されているソフトウェアなので,いたしかたないというところですかねぇ. 11月14日(月) 10月10日に,MagicDraw UML 10.0 がリリースされていました. MagicDraw UML とは, Windows, Macintosh, Linux で使える UML ツールです.今回のバージョンアップで, UML 2.0 がフルサポートになったようです.なのですが,Windows でインストールして起動すると,以下のように文字化けしちゃいます.さて,なぜなのでしょう? JVM の問題なのか,私が使っている Windows 環境に問題があるのか.以前から,いろいろな UML ツールを軽く評価していて,今後もこの評価を続けたいのですが,このままだと評価点数が下がっちゃいます.以前使った感じでは,かなりいい線だったので,なんとかこの問題を克服できませんでしょうか? MagicDraw 10.0 をWindowsで起動したときの画面 11月13日(日) First Intel Macs on track for January なんだそうです. 1月の Macworld Expo San Francisco で Intel 版の iMac と PowerBook が出るとの噂です.iPod の成功から,iMac も新モデルとなるかもとか, iBook が 13inch の Widescreen になるとか,来年の1月,2月,3月は,Intel 版の新製品ラッシュとなりそうな気配があります.Intel 版の Macintosh が売り出されるのは興味がありますが,Intel 版の Macintosh に乗り換えるということは,日常使っているソフトウェアも Intel 版に乗り換えることになるので,個人的にはしばらく様子を見ようと思っています.単純にコンピューティングや実験にのみ使うのであれば, Mac mini ぐらいは何台かあっても良さそうですけど,あくまでも実験的な使い方だけで終わりそう.さて,2ヶ月後はどんなふうになっているか楽しみです.
Mac OS X を使うには,メモリ2GB,HDD 120GBは必要ですね. 11月12日(土) スティーブ・ジョブスの10月のプレゼンテーションが素晴らしいとのコメントがありました. 上記のページのコメントを抜粋させていただくと, 多くの人が勘違いをしているのだが、プレゼンの主役はパワポのスライドではなく、プレゼンをしている本人である。社内の企画会議であれ、顧客に対するセールスであれ、一番強く印象付けるべきは、提案する企画や商品ではなく、プレゼンをする自分自身なのだ。 なんだそうです.まず初心者にありがちなのは,原稿を作って,それをまる暗記して話す場合です.これだと言葉に心が入っていないので,何を主張したいのか見えてきません.学生にみられる中で最悪なのは,原稿の棒読み.これは問題外.聴衆にとっては何がなんだかさっぱり分かりません.その次の段階が,上記のコメントにあるように,パワーポイントの文字を読みながら,行間をなんとかつないでいくレベル.まあ,その気持ちは分かりますが,やはり聴衆には心が伝わりません.「守破離」という言葉がありますが,この段階では,まだまだ「守」のレベルなのでしょうね.ここからいろいろな工夫と努力をして,「破」を実行する必要があります. スティーブ・ジョブスのプレゼンテーションは明らかに,その上のレベルです.これが「離」なのでしょう.公開されているビデオを何度か見たことがありますが,そのステージからはオーラが舞い上がっているように見えます.スライドの使い方もうまいですよね.下の URL で公開されているビデオは,是非見るべきでしょう.プレゼンテーションを考えるときは,教科書的な題材として参考にすべきでしょうね. http://www.apple.com/quicktime/qtv/specialeventoct05/ より抜粋 11月11日(金) キヤノン販売が,12冊の大辞典を収録した電子辞書 wordtank G70 を発売するそうです. 小さめの辞書も入れると,驚くことに 20 冊もの辞書が入っているらしいです.最近の電子辞書の傾向は知りませんが,学生たちのかなりの人数が持っているようですし,機能的にもかなりあがってきたのではないかと思っています.実は,英語の文章を書くために, AWT = Oxford American Writer's Thesaurus を注文していて,今日手元に届いきました.印刷物の辞書は,その場で読むには便利なのですが,大きくて重いですから持ち運びに不便です.そこで,印刷物としての辞書が届いたのにもかかわらず「もしかして電子辞書で同じように便利な辞書ないかな」と思って, Google で検索したところ,この G70が見つかったわけです.キャノンの Web ページ http://cweb.canon.jp/wordtank/g70/ から抜粋 11月10日(木) モトローラが, iTunes 対応の RAZR V3i を出すそうです. 10月26日の雑日記に, Motorola も Motorola 製で人気がある携帯電話に iPod 相当の機能を搭載すれば,格好良くて音楽プレイヤにもなって,すごい人気になったと思うのですけど,残念です. と書いたのですが,考えることは誰でも同じですね. RAZR に iTunes 対応機能を追加すれば,鬼に金棒かも. http://www.appleinsider.com/article.php?id=1362 より抜粋 11月9日(水) First Intel-Based Macintosh Computers May Be Released in January なんていう噂があります. あくまでも噂なので,どうなるか分かりませんが,1月にサンフランシスコで開催される Macworld Expo で, Intel 版の Mac mini がリリースされるという話があります.たしかに, Mac mini だと,試しにちょっと買ってみようかという気分になりますから,Intel 版 Macintel の先頭バッターとしては良いかもしれません. PowerMac の 3GHz 版を出すと言いつつ,出ないままになっていますから, Intel 版 PowerMac (IntelMac とでも呼ぶべきか?)を出すんだったら, 3GHz ぐらいから出てこないと駄目でしょう.また, PowerBook も G5 を出すかも,という状態がずーっと続いたので,現在の PowerBook G4 よりもかなりの性能向上&長時間持続がないと出せないでしょう.さて,Mac mini を買い増して,ネットワークコンピューティングの実験をしてみようと思っていましたが,1月の Macworld まで待ってみるのが良さそうですね.
新しい PowerBook G4 のスクリーン解像度は, 1440 x 960 です. 11月8日(火) Nokia 製 Linux 搭載の携帯タブレット 770 の出荷が始まっているようです. お値段は,£245.00 (約5万円).PDA サイズで 800x480の解像度,無線LAN,Bluetooth などの機能を持ちますが,電話機能はなさそうです.OS は Linux なので,ソースコードが正しく公開されれば日本語化も可能となります.さて,PDA をいろいろ使いこなしたい人間としては,是非とも入手して研究用の一品としたいところですが, eXpansysではまだ「仮予約受付中」となっています.5万円未満で出てくるならば,今年度中に購入してしまいそうですが,どうしようかな? http://europe.nokia.com/nokia/0,1522,,00.html?orig=/770 より抜粋 11月7日(月) OneStat.com の調査によると, Firefox のシェアが 10% を超えたそうです. この調査によれば, 1. Microsoft IE 85.45 % 2. Mozilla Firefox 11.51 % 3. Apple Safari 1.75 % 4. Netscape 0.26 % 5. Opera 0.77 %となっています.この勢いだと,まだまだいきそうですね.今後, Internet Explore にないモノが提供されれば,シェア逆転もあり得ない話ではありません.さて,どうなりますか?
近所のアピタ内のラーメン「花月」. 11月6日(日) 来年には, Apple から Intel base のコンピュータが出荷される予定とアナウンスされましたが,来年の前半に出荷が始まるのではないかという噂があります. 小中学校の新学期シーズンに間に合わせるため,4月か5月に Intel-base の iBook を出すのではないかといわれています.また, Intel-base の PowerBook は,iBook よりもさらに早く出てきそうだとの噂もあります.来年新しく出てくる PowerBook は,現在のものより 20-25 %ほど薄くなるみたいで,なかなか魅力的な製品になるのでしょう.かなりの人間を Intel-base マシン開発に割り当てている様子で,来年は Intel 版の製品ラッシュとなり,いろんな話題を作ってくれそうです.
久々に栄まで出たので矢場町にある「山頭火」に行きました. 11月5日(土) 昭文社が Mapple Online Light を無料で提供しています. 11月1日から来年1月31日までは,プレリリースとして無料で提供し,それ以降は正式版を有料にて提供するそうです.例えば,大学付近を表示してみたのが下の地図.かなり便利に使えそうです.右のスライドバーを使って,拡大縮小できるのですが,まるで Google Map みたい. Google が Google Map を無料で提供し始めたので,地図の会社は大慌てで対抗策を出してきたように見えてしまいます. Mapple Online Light の画面の一部を抜粋させていただきました. 11月4日(金) Amazon.co.jp で書籍の一部を立ち読みできるサービスが,やっと始まりました. 11月1日から始まったこのサービスは,「なか見!検索」というそうです.協力する出版社は約280社で,開始時の対象書籍数は約13万タイトル. Amazon.co.jp が書籍をスキャナーで読み取って,そこからテキスト情報を抽出して検索可能にするのだそうです.例えば,山根さんの「まるごと 702NK 」の中身を開けると, 目次と本文の一部を読むことができました. Amazon.com では,ずいぶん前からこれが使えたので重宝していました.日本でもやっと始まったわけですね.さて,今後「なか見」できる冊数が増えていくと思いますが,どれだけをカバーしてくれるか楽しみです.
外箱の写真が英語キーボードだったので不安だったのですが, 11月3日(木) 一太郎が OpenDocument に対応するそうです. 実際には,来年夏に対応モジュールを無償ダウンロードできるようにするとのこと. MS-Word が OpenDocument に対応しないという状況が続くならば,一太郎が MS-Word に取られてしまったシェアを挽回するチャンスかもしれません.一太郎 v.s. MS-Word v.s. OpenOffice.org の3つの戦いは,今後どのような展開を見せるでしょうか?
PowerBook G4 15inch の箱の別の面を撮ってみました. 11月2日(水) 9月2日のところに書いた,8月下旬に契約したはずで,それから2ヶ月もたってしまった「フレッツ光プレミアム」「ひかり電話」の工事が全く始まりません.我慢ができなくなり,今日,担当部署に午後3時と午後5時前の2回電話しましたが,どちらも「調べますのでしばらくお待ち下さい」との返事で,担当者から電話が入ってきたのが午後6時25分.最初に困っていることを告げたにもかかわらず,対応が遅すぎるような気がします.普通は,その場である程度の回答を出しておいて,詳細を担当者から告げるべきですよね.多分,顧客管理が全く電子化されていないのでしょう.で,担当者の答えは「部品調達が間に合っていなくて,いつ開通できるか分かりません.11月中旬には部品が届くことになっていますが,それからお待ちいただいているお客様から順番に工事に入ります.ですから,11月中に工事に入れるかどうかも,今の段階では全く保証できないので,しばらくお待ち下さい,と言うしかありません.」とのこと.8月に募集があって,8月下旬に申し込んで2ヶ月も待っているのに,まだ工事日が全く分からないというのは,いったいどういうことなのでしょうか?全国どこでも,こんな状況なのでしょうか?電話による「ひかり電話」の勧誘が,何回もかかってきました.契約が終わっているにもかかわらず,重複して電話がかかってきました.複数の会社を使ってセールスだけは積極的に動いていたのでしょう.通常は,ある程度の予想をしながら,先行発注して進めていくものです.それなのに,これだけの遅れがでてしまったということは, NTT という会社は,全くいい加減な仕事のしかたをしているか,または,「ひかり」が消費者に爆発的に受け入れられ,ものすごい勢いで契約者数が増えていったか,のどちらかでしょうね. さて,本日ついに,待ちに待った PowerBook G4 15inch が手元に到着しました.とりあえずバッテリ充電のために AC アダプタを接続しましたが,夕方に届いたので時間切れでそのまま自宅に帰ってしまいました.環境を整えるのは4日(金)からですね.環境を整えたら,それで引っ越しとなりますが,今度はストレス無しで仕事ができそうです.
11月1日(火) 日立の中間決算が出ましたが, HDD の赤字は通期で 360 億円に拡大しそうなんだそうです. IBM は, HDD の先行きを見通して HDD 部門を日立に売却しました.その後に, PC の先行きを見通して PC 部門をレノボに売却しました.IBM が持っていた HDD の技術は非常に優れていたのでしょうが,譲り受けた日立の現状を見ると, IBM の戦略は正解だったことになります. レノボに売却した PC 部門はこれと同じ運命となるかもしれませんが,レノボは中国の会社なのでコスト削減は得意でしょうから,しばらくがんばれるでしょう.これまでのイノベーションの動きからすると,容量的に小さくて今の HDD の変わりにはならないけれども,他の分野で伸び始めているモノが HDD に取って代わることになります.それは,もう明らかなように, USB メモリや iPod で使われているフラッシュメモリなのでしょう.そういえば,大学1年生の実習で,フロッピディスクまたは USB メモリのどちらかを使いましょう,と言ったところ,フロッピディスクを持ってきた人はゼロで,他は全員 USB メモリのようです.フロッピディスクは,もう消えていく運命ですね.次は小容量の HDD がターゲットになりそうです. |
2005-01 2005-02 2005-03
2005-04 2005-05 2005-06 2004-01
2004-02 2004-03 2004-04
2004-05 2004-06 2003-02 2003-03 2003-04 2003-05 2003-06 |
Copyright© 2005 Kazuaki Maeda All rights reserved.